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最後の

こっぱみじかい恋 最終章9

私は大慌てで着替えました。
部屋も片付けてお化粧も軽く直して・・・かなりドタバタでしたw
でもこの時間が一番幸せな気持ちだったな・・・

「(近くの)公園に着いたよ」
急いで迎えに行くと、
遼さんは自転車を止めてベンチでうなだれてました。

うちに来て・・・
2人で正座して向かい合って

そこへ、フミからメールがきました。
『明日厄祓いの後彼に会う事になったのですぐ帰るね?』
※お昼から厄祓いに行く予定
『わかった?今遼さんが来てる
『きゃー気をつけて子羊さんw』
するともう一通・・・
『突然来たの?』
私は返事をしませんでした。


遼さんはお茶を一気に飲んで話し始めました。
「あのさ・・・」
「はい」
「(´・ω・`) なんで敬語なの・・・w」
(元々ほとんど敬語だったんですけどねw
 前回酔ってタメ口になっただけでw)

「この前まぐちゃんと飲みに行って、すご?く楽しくて、本当に楽しくて、
 あ?この人とちゃんと付き合いたいな?って思ったのね」


語尾が・・・嫌な予感・・・というか、
話が続きそうな感じが“あ、ダメかも”って思った

「・・・それで・・・
 付き合いたいなって思ったんだけど、
 どうしても心に引っ掛かってる人がいて・・・
 それをスッキリさせてからにしたいなって」

「お店を始めた時から手伝ってくれてる人で・・・
 その人に伝えたら2日ぐらい返事がなくて・・・
 ああやっぱりダメなんだな?と思ってたら
 大晦日にOKの返事が来ちゃって・・・」


ああ、あの電話の時かぁーとぼんやり思った。

「映画観に行こうってメールくれたのも、
 なんて返事すればいいかわからなくて・・・
 返事できなくてごめんね・・・」


「・・・わかりました・・・」

「何か言いたい事ない?」

「・・・・・」
「・・・大好きです」


「・・・うん・・・」

「実は、あの夫婦とお店に行ったのは
 遼さんを紹介してもらうためだったんです。
 この前言えなかったけど・・・」

「なんだよそれ・・・なんでこの前言わないの?」
            ↑そんなの言ったらもう告白じゃんw
「ってかなんだよあの夫婦・・・言えよ!」

「私・・・今まで彼氏とかいた事なくて・・・
 やっとできるかもーなんてw」

「この前全部話してって言ったじゃん・・・ なんだよ・・・」
 ↑飲んだ時に、「沈黙平気な人?」と聞かれ、
  「苦手です」と答えたら、
  「そういう事は素直に言ってくれていいんだよ」と
  「なんでも言って」と
  言われたけど、言えませんよ・・・

「今日実は友達とお店行こうかと思ったんですけど」
「え!来てくれればよかったのに」
「ね・・・もう行けないんだなぁ」
「お店には全然来ていいんだよ。ってか来て欲しい」←だめんず発言w
「え・・・行けないですよ・・・もう会わないつもりなのに」

「・・・・・」

突然遼さんが私のCD棚を見始めました。
そして「はぁーっ」とため息。
「・・・趣味が悪ければよかったのに」

えーーーーーっっっwww

取り出したのは某インストバンドのアルバム。
ああ、やっぱりお店でかかってたのはこれだったんだなーって思いました。
「この前これ言ってなかったじゃん・・・」
あああ・・・
でも言ったところで何かが変わったの?

遼さんがCDを色々漁りながら
「俺この前○○のライブ行ったんだよね・・・」
と言いました。
私は○○のCDを探して見せました。
ガックリする遼さん・・・w

曲を聴きながら黙っていると、
遼さんが私にちょっと背を向けました。
メガネをあげて・・・ティッシュ?ふいてる???
・・・泣いてるの???
聞けなかったけど、泣いてるようにしか見えなかった。
・・・涙もろいって言ってたけど、曲に感動しただけじゃ泣かないよね?
ってか感動するような曲じゃないんだけど・・・
・・・ま、どっちでもいいか・・・

遼さんが(´・ω・`) ションボリしているので
「・・・人生は一度きりだから、自分のしたいように生きた方がいいよ」
と伝えました。
遼さんはちょっと笑いながら「・・・ズシッとくるね・・・」と。
“だから彼女を振って私と!”って意味だったんですけどねw
それをしないって事はそれが答えって事だよね


「じゃあ・・・帰るね」
遼さんが立ち上がったのでついていきました。
玄関まで見送ろうとした私の方を振り返り
部屋のドアを閉めようとしました。にやにやしながらw
「玄関まで行くよ。カギも閉めなきゃいけないし」
なんて軽く言ってると(本当にあっけらかんと)
急に悲しそうな顔をして「ダメだ・・・」
と私に近づいてきて。
抱きしめられました。ぎゅーっっっと。
そして長ーーーーーーーい長いキスをされました。
そのままベッドの上に座りこんで・・・
・・・手を握り合って・・・黙ったまま・・・

結婚を親に反対されたとか、不倫とか、好きなのに別れなきゃいけない2人。
燃え上がる気持ちが凄くわかるなぁ・・・だって今すっげぇ大好き!だもん。
そういう境遇にいるから大好きなのかな?
なんて冷静に考えてましたw


それからまた雑誌を見てお話ししました。
猫特集の雑誌を見て「猫好きなの?」と・・・
「え?猫好きなの!?猫好きって少ないよね・・・」
と私が興奮してるとだから悔しいんじゃん、って顔をして
「うん・・・」って
「どんな猫が好きなの?」
「えっとねー(ページをめくりながら)こういう猫!(日本のノラ猫)」
「ああ?っ!(わかるーって感じで)」
「俺毛の長い猫はカワイイと思わないんだよね」

「私も!」
「あと猫のキャラクターとかカワイイと思わない」
「私も!」
「・・・本当に?」
「本当だよ、絵にするより本物の方がずっとカワイイ」
「うんうん」
「ねこたまいぬたまって知ってる?」
「知ってる!超行きたかった!(一緒に)」
「俺も超行きたかった・・・」
なんて・・・楽しく話してる場合じゃないのに・・・
楽しい・・・楽しすぎる・・・
2人とも気持ちを打ち明けた後だから、吹っ切れて自然体で、
楽しくて、それがまた凄く辛かった。

厄除けのお札を見て(次の日持っていくのでおいてあった)
「厄除け?」
「うん、明日行くの。
 明日全部の厄を祓って来るよ?w」
←嫌味・・・
「(´・ω・`) 」

私はボソッと「縁がなかったんだよ」と言いました。
遼さんは凄く悲しそうな顔をして
「そんな悲しい事言わないでよ・・・」
って言ったけど・・・でも本当の事だよね。
「もうなんなんだよぉ! 」
そう言って私の太ももを冗談ぽく叩いたんだけど、結構痛かったw
「・・・いや、焦った俺が悪いんだよね・・・」
うん、そうだよ・・・って言いたいけどやっぱりそれは
縁とかタイミングなんだよね・・・

私の部屋で遼さんが何かを見つけて何か言う度に
部屋に思い出が増えて・・・辛かったです。
もう一々コメントしなくていいから!って思ってたw
「このカレンダーかわいいね」
あと11ヶ月見る度思い出すの・・・?w
(現に未だにカレンダーを見ると思い出します)
「このお茶超おいしい!」
珍しいお茶だから飲む度に思い出しそう・・・w
(たまに思い出します)
「このDVDおもしろそう」
一緒に見たかったなって思いそう・・・w
(一緒に見たかったな・・・)


で、帰ろうとするんだけどやっぱりギューッ。で、またキスして。
きつく抱きしめられすぎて
「痛い・・・」
と言ったら遼さんは慌てて「ごめんw」ってw
ドラマなんかでありがちなセリフを
まさか自分が言うとは思いませんでしたw

立ったままブラジャーを外されました。
マズイマズイと思いながらも抵抗しませんでした。
ベッドに倒され、また長い長いキスをされて。
あまりに長いキスで、安らかで、一瞬寝てしまいましたw
ずーっと胸を触られて・・・心地よくて・・・
でもそれ以上は止めました。辛いだけだから。
そしたら遼さんが「一瞬寝ちゃった・・・」ってw
2人で寝てたみたいw

ベッドに腰掛けて2人で寄り添って・・・
遼さんは私をぎゅぅーっと引き寄せたまま・・・

さよならする実感がなくて涙は出ませんでした。
抱きしめられている時に、
“ここで泣いたら彼の気持ちは揺らぐのだろうか?”
なんて事を考えたり。ま、泣けませんでしたw

時計を見ると朝の5時。
「もう帰らないと・・・」
玄関で靴を穿く彼を見て
“本当に最後なのか・・・”
なんて思いながらも実感がない。

振り返ってまた私を抱きしめてキスをしました。
玄関にいる遼さんの方が低くて、私の胸に顔をうずめました。
愛おしくて愛おしくて遼さんの頭にいっぱいキスしました。
「くさいよ・・・」
「いいニオイ

遼さんがさらっと行ってしまいそうになり、
私が慌てて「もう行っちゃうの?」とドアに近づくと
閉まりかけたドアの間からキスをしてくれました。
「寒いから」と行って彼はドアをしめようと・・・
急いで言った言葉は「気をつけてね」


最後はあまりに普通に、あっけなく


ドアが閉まって遼さんの足音が遠くなり
遠くで自転車の鍵を開ける音がしました。
今出て行けばまだいる・・・声が聞ける・・・
でも行きませんでした。
そんな事をしてもどうにもならない・・・

涙が一気に溢れました。
ずっとずっと止まらなくて
本当にもう会えないんだなって
さっきまで一番近くにいたあの人は
もう二度と私の前には現れないんだなって
やっと実感しました。


こんなに大好きになるなんてねw
さよならするから気持ちが盛り上がっただけなのかな
それがきっかけだとしても、大好きになったのには変わりないね


本当は「好きな人がいる」とか「彼女ができた」とか
それだけ言われた方が
「じゃあデートすんなよっ」ってスッキリ諦められるけど・・・
好きな人から「付き合いたい」って言われた事がなかった私は
とっても嬉しかったんだよなぁ
でも結果、引きずっちゃってるから
やっぱりそういう事言わない方が本当の優しさなんだろうなぁ


ちょっとだけつづきます
もう遼さんに会う事はないけれど・・・


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いつもいつも拍手くれる方、ありがとうございます
(同じ人じゃないかもだけど)
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comment

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ああああ~、せつない。
お互い好きでも、うまくいかない。。。

「心に引っ掛かってる人」を「すっきり」させる必要があるくらい。まぐさんと真剣にお付き合いしようと思っていたのですね。

「2日迷うなら遼さんのことは振ってよー!」と思わずにいられない。性格が悪いのかしら。。。

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お返事

>雪さん
すっぱりフラれた方がよっぽども楽ですね(笑)
「心に引っ掛かってる人」については次の日記で少し書きたいと思います。

「2日迷うなら…」
私ももちろん思いましたし、友達も皆言ってました(笑)
こっちは即答でOKじゃい!!って(笑)
その人の返事1つでこんなにも明暗がわかれてしまうのですね…。

>管理人のみへのコメントをくださった方へ
こちらこそ、温かいお言葉ありがとうございます。
「立派」だなんて、とんでもない。
私は何もしていないのです(笑)
何せ、告白する前にフラれたんですから!(笑)

私も「縁があればまた出会える」と思ってます。
縁がなければ、縁のある違う人に出会える。
その違う人に出会うための別れだった、と。
大事な物を見落とさないように、ですね。

こんなステキなコメントくださるんですから、
絶対絶対ステキな縁があります!そして私にも!(笑)
焦らず自分のペースでいきましょうo(^-^)o
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プロフィール

まぐもん

名前:まぐもん
性別:女(ついに脱・生娘)
年齢:31歳から32歳へ…って気付いたら35歳!
血液型:B型

32歳、彼氏いない暦も32年。
何にもなかったわけじゃないけど、結局何にもなってないです。Hだって未遂止まり。
そんな私に…

彼氏ができちゃいました。

この人に出会うためだったんだな、と思えるように。

●人物紹介●
フミ→高校からの親友。昨年秋ついに結婚
ヨウコ→最近一番一緒にいる趣味友達。彼氏ナシ
ふうさん→4つ上の友達。既婚。いつも大人な優しいアドバイスをくれる人
ユウコ→主婦、子持ち。早く結婚してママ友になってほしいらしい…
サユリ→10年来の友達。向こうはかなり慕ってくれてるけど…如何せん我が強い&私の人生振り回すのが得意

その他、恋のお相手達は日記をご覧下さい

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